iCupid2002年6月号にムネオハウス特集

グラビア誌。そのわりに広告に「HDDもっとはい〜るキット」とかアキバの輸入版ゲームショップの広告なんかが入っていて、どこら辺の客層狙ってんだかよく分からんです。で、上戸彩(表紙の人)ってどなた?もうこの手のオナゴさん方の知識がボッコリ欠落しております。他の女性達も大して違いが分かりません。指数関数的におじいちゃん化進行中でございます。

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で、肝心の記事はp27〜p29の3ページに渡り「鈴木宗男サイト研究 新しい音楽のカタチ MUNEO HOUSE って何だ!?」ってなタイトルで、イベント取材を中心に構成されております。最初のページ(p27)はタイトルばっかりでっかくて文章は導入程度の軽めのもの。しかしこれが程よく偏差値の下がった文体で読者に爽やかな笑いを運んでくれます。
続く2ページは見開き。宗男のお面をかぶった方の写真が右上にドーンと載ってます(実はこの方は某ミラーサイト管理人さんです)。ムネオハウスの成り立ち、イベントの様子、知らない人のための疑惑の総合商社案内、盛り上がりカオスの様相を呈する会場、田代から続く2ちゃんねる文化としてのムネオハウスという位置づけでのまとめと、そりゃ3ページも割いたら色々書けるわな、ってくらいの文量ですが、相変わらず文体の偏差値は低め。
その他、ジャケ画像を揃えたDiscographyに厨日新聞のスキャン、会場ギャルのインタビュー(作りだと思うに一票)、無防備な表情が素敵な宮大工氏インタビュー、中途半端にアドレスが隠れてる関連サイト紹介等が載っております。

田代まさしリスペクト。そしてムネオハウス

それにしてもやっぱりどうして宗男先生と音楽? ネタにしたってあまりにも大がかりなんじゃないの!? 答えとしてまず挙げられるのは、やっぱり先生の愛すべきキャラクターのおかげと言えるんじゃないか。あのあつぶらな瞳を見ると、どーしても悪人には見えないんだよねえ(つまり、ネタになりやすかったということか)。
そして何といっても、たったひとつの書き込みから、そんな先生をリスペクトし、さまざまなサイトを立ち上げて、ここまでのイベントをやり遂げた2ちゃんねらーたちのモチベーションの高さ! これに尽きる。昨年末にも米『TIME』誌がその年を代表する人物を選ぶ「PERSON OF THE YEAR」で結託して田代まさし氏を1位にまつり上げたり(アメリ同時多発テロの首謀者とされるビンラディン氏に2倍近くの差をつけた。結局これらの票は無効とされたが・・・)、今や世界中のムーブメント発火地点ともいえる2ちゃんねるという存在はとにかく大きい。今回のイベントにしてもそうだが、多くのマスコミが注目し、もはや無視できないといった状況を作りあげているのだ。こういう排他的ノリで時間を過ごすのは内輪に根付いてしまったもので、おのおのの時が経てば行き場をなくすんじゃないかしら、と懸念しないわけでもないけど、フライデイナイトに朝までファンキーな時間を意識モーローのまま過ごした後の始発電車、オレの頭の中にはそんなことより『覚えておりません!!』『記憶にございません!!』のフレーズがいつまでも頭をぐるぐると廻っていたのだった・・・。以上です委員長!!
鈴木宗男サイト研究 新しい音楽のカタチ MUNEO HOUSE って何だ!?」 『iCupid』 2002年6月号 (ディジットブレーン 2002) p.29

つーか個人的に愉快だったのがデータ関連はほとんどウチの受け売りでやんの。特にMUNEO HOUSE HISTORYの部分(p28中段)は、ほぼうちの「10秒でわかるムネオハウス」のまんま。Discographyの画像で6thがLIMITED、9thがノーマル版なのも多分ウチのdiscographyがそういう並びだったからだと思われます。資料として役に立ってるようで光栄でございます。
しかし、サイト紹介のアドレスの消し方がイマイチでアカン!ウチのアドレスをhttp://www.xxx.dti.ne.jp/で紹介しても、そこはアカウントじゃなくてサブドメインだよ!それだけのヒントじゃ永遠にウチにはたどり着けないですよ。しかし最初のページでも文中でもyahooのカテゴリの話が出てるから、アドレス隠ししても無駄な気がするです。
という感じでオモシロ記事として程よく楽しめる内容でございます。って普通にシメようと思ったらこの雑誌今号で休刊なんでやんの(秋に復刊予定)。ネットJに続くムネオの呪いか!? よって各自、iCupidに哀悼の意を捧げながら立ち読みで済ませましょう(グラビアにグっと来た人は買ってあげれ)。