アスキーネットJ 5月号に掲載

今号が最終号だそうで。聞いてもいないのに近所の本屋のオッサンが教えてくれました。んなこといいから入荷しとけよ!と思いながらわざわざ遠出した先で購入。380円也。貧乏人にはツライ。
(クリックで拡大)
表紙には「ネットで話題の「ムネヲ・ハウス」って何!?」の見出しが。ん〜・・・微妙。ムネオハウス記事はNET TOPIC WIDEのコーナーの最初のトピックスとしてp16〜p17の見開きで載っております。タイトルは「ネットから発生した"ムネオハウス"ムーブメント」。
p16はいつもの紹介パターンで、イベント開催に至るまでのいきさつを紹介&アイロニー・誹謗中傷ではない点を抑えた内容(umai bow氏のコメント付き)です。
p17は上半分にジャケット画像を出しながらアルバム単位にコメントをつけたディスコグラフィー(1st〜7thまで)になってます。下半分はイベント報告&モナ研さんメールインタビュー。

ムネオハウスパワー炸裂のイベント報告

クラブイベントに初めて傘下したというお客さんが多かったため、独特な雰囲気を醸し出していたムネオハウスイベント。客の男女比率は8対2ぐらいで、思ったり女性率が高い感じがした。普通のハウスもかかっていたが、やはり人気のあるムネオハウスが流れると一気に盛り上がっていく。全員2ちゃんねるを見ているからか、「ワショーイ!」「キタ-------!!」などの歓声が飛び交っていた。また、入り口付近では、ノートパソコンを開いてイベントの実況報告をウェブにアップしている人の姿もあった。

イベントを通じて感じたのは、ムネオハウスは音だけではないということ。VJの映像はもちろん、ムネオハウスを紹介しているサイトやCDジャケットデザインやFLASH作品、それらすべてを作り出す才能が"ムネオハウス"に集まっている。そして、おもしろければ無報酬でもやってしまうという"0円パワー"の強さもある。

では、初期の頃からムネオハウスを追ってきた人たちは、このような動きをどう見ていたのだろうか? 最後に、ムネオハウスを紹介しているサイト"日本のイビザ"の運営者、モナ研氏にメールで話をうかがった。
■曲が増えいてく状況をどう見ていたのでしょうか。
「次にどのような曲が増えるのかわからない、その無軌道さがかえって楽しかったと思います。ただ、メディアで紹介されるのが初期の曲のため、初期の音をダウンロードする人が、今でも多いようです」
ムネオハウスムーブメントはこのまま消えてしまうのでしょうか?
「メディアの露出に関してはあまり意識してなかったのですが、やはり変に普遍化されてしまうと、当初の"ドキドキ感"が薄れていく気がします。好きな人は続ける、辞めたい人は辞める。この気軽だけど難しいスタンスがネットでは大切です。消えるかどうかは、好きな人の活動いかんだと思います」
「ネットから発生した"ムネオハウス"ムーブメント」 『アスキーネットJ』 2002年5月号 (アスキー 2002) p.17

筆者の感想は「ムネオハウスは音だけではない」「(VJ、サイト、ジャケット、Flash等)それらを全て作り出す才能が"ムネオハウス"というところに集まっている」「おもしろければ無報酬でもやっていまうという"0円パワー"強さもある」といったところ。私も伊達と酔狂でやってますからね。その通りでございます。

モナ研さんのコメントは至ってマトモ。もっとグニャってくれても・・・

といったカンジの内容で御座いました。最終号ってことなので餞別代りに買ってみてはいかが?でも仕入れてない本屋が多いみたいですけど。