田中真紀子 開き直り / 社民党・原陽子 しどろもどろの釈明会見 他

外務省は16日までに「ロシア・スキンヘッド・グループ」の代表を名乗る人物から外国人殺害を警告する電子メールが在ロシア大使館に送られてきたことなどを受け、同国への渡航者に対し夜間、早朝の外出を避け、サッカー観戦やコンサート鑑賞の際に若者の集団に近づかないよう呼び掛けた「海外安全センター情報」を出した。
また極東の在ユジノサハリンスク日本総領事館も、日本人排斥などを訴えている30人程度のスキンヘッド集団がユジノサハリンスクに上陸したとのサハリン州治安関係者からの情報を受け、在留邦人に注意を呼び掛けた。

自民党政治倫理審査会からの事実関係をただす書面での質問状に対抗して、小泉純一郎首相(党総裁)と山崎拓幹事長あてに、「週刊誌に出たからといって、すぐ政倫審で取り上げるのはどうなのか」という“逆質問状”を提出したのだ。首相自身も実弟の口利き会社疑惑などが浮上しているだけに、刺し違え覚悟で疑惑からの強行突破を狙ったとみられているのだ。

緊急会見は原氏に対して報道機関の取材が殺到したため、急遽(きゅうきょ)、実施された。会見の1時間前には、いったん中止が伝えられるなどのドタバタぶりを見せつけたが、会見場に現れた原氏は緊張でガチガチ。
ペットボトルのお茶を紙コップに注ぐ手は震え、ついにはキャップを転げ落とすと、「緊張しているのがバレバレですね」とおどけてみせた。
だが、会見が始まると原氏の表情はさらに硬くなり、事実関係はおおむね認めたものの、「党ぐるみとは思っていない」と釈明。指南役など疑惑の核心になると、「誰だか分からない」「調べようとも思っていない」などと繰り返すばかり。
記者団からHPとの矛盾点を突かれると、途端にしどろもどろ。先に議員辞職した辻元清美氏(41)と同様、またしても社民党職員がわずか15分で会見を打ち切った。