社民党・原陽子 党の名義貸し&ピンハネ技法を暴露 他

出向の際、会社側は「帰ったら席は空けておくから」ということが多かったとされるが、「実際は、秘書を辞めることは、会社を辞めるということだった」という。
越後交通の元幹部は一部スポーツ紙の取材に対し、こうした状況が「『地獄への片道切符』といわれていた」と話す。
地元・長岡市では、「秘書を辞め、会社を辞めた人間が地元で別の就職先を探すと、真紀子氏が『あいつは使えない』と、就職活動を妨害する」といわれている。
“使用人”をやめて、“敵”になった人物に対する攻撃を真紀子氏は緩めることはないのだ。

原氏は「『政策秘書の資格を持っている人を紹介する。名義だけ借りてそのお金を地元におさめてもらったらどうだ』などの話が地元(神奈川県連)であった。わたしははっきり断った」と告白。
そのうえで「名義貸しやピンハネの手法は事実と思う。社民党のみならず、こうした古い体質は明るみにして正していくべきだと思う」と断言しているのだ。あわてた神奈川県連(代表・福島瑞穂幹事長)は14日、県内で原氏に事情聴取を実施。きょう15日に釈明会見を行う予定。

これまでは衆参各院から党国会議員団の口座に振り込まれていたが、自民党などが「天引き」と批判しているため、筆坂秀世書記局長代行が14日のNHKの番組で「痛くもない腹を探られないようにしたい」と改めることを明らかにした。