鈴木宗男 地元でお詫び行脚 他

出席者によると、鈴木氏は「今回指摘されたことと離党で、後援会には迷惑をかけた」「指摘されている点は反省していきたい」と、いつもと変わらない表情で話したという。会員からは「離党は悔しい」との声や激励の声も上がり、手を握られた鈴木氏が笑みを見せる場面もあったという。

お詫び行脚中。

外務省の文書開示のやり方を鈴木宗男代議士らが批判していることについて、「国会への提出は、個人のプライバシーなどに関して『秘』とすることと、国政調査権にこたえる公益性のバランスで悩んだ。決して意図的、恣意(しい)的に出したことはない」と改めて釈明。

民主党菅直人幹事長はテレビ朝日の番組で「鈴木氏と加藤氏の問題の基本構図は一緒だ」として、加藤氏の証人喚問を実現し事実解明を図った上で「最終的に議員辞職を求めることになる」と指摘。また鈴木氏にも「自民党を離党しただけで、国会議員として不適格だということになっていない」と重ねて議員辞職を求めた。

「田中氏の父、故角栄氏をどう見るかだ。地元に仕事を持ってきて利益を与える原型をつくったのは角栄氏だ。その名声の上に田中氏の現在がある。そのことをどう思っているか言うべきだ」と批判した。  <<