共産党の志位和夫委員長は「トカゲのしっぽ切りで、最悪の責任逃れ。政官業癒着の腐敗構造にメスを入れない小泉純一郎首相の政治姿勢が問われている」と首相の政治責任を強調。社民党の土井たか子党首も「一時しのぎのやり方で、自民党の国民に対する冒涜(ぼうとく)といわざるを得ない」と述べた。
言いたい放題。
関係者によると、鈴木氏の事務所では関係先に文書を提出する場合、鈴木氏本人がひときわ大きく署名。問題の申請文にあった「自由民主党国防部会長」「衆議院外務委員会理事」などの肩書は付けないのが慣例だった。
さらに、それまでの事務所作成の文書では申請文のように段落ごとに一文字下げたり、一行空けるなど体裁を整えたことは一度もないという。
ムルアカ氏は当時、事務所内に保管していた鈴木氏の印鑑を持ち出せる立場にあったとされ、関係者は「ムルアカ氏が代表機関で秘書役として勤務していた日本人女性に指示して作成させた可能性が強い」と話している。<<